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鯨ようかん

地元で愛され親しまれている「鯨ようかん」。出来立てはもちもち柔らく、上品な甘さで飽きることなく最後まで美味しく頂けます。

鯨ようかんは、保存料等を使用しておりません。
すぐにお召し上がり頂けない場合は、一つずつラップで包み、冷凍保存して下さい。お召し上がりになるときは、自然解凍または、レンジや蒸し器などで温めてから、お召し上がり下さい。
冷凍保存も、長期になりますと風味が損なわれます。なるべく、お早めにお召し上がり下さい。

【佐土原藩若殿誕生祝いが起源】

今から300年ほど前の1676年（延宝4年）、第四代藩主の島津忠高公は生まれたばかりの万吉丸（唯久）を残して、25歳の若さでこの世を去りました。それが若様をめぐるお家騒動で、50人余りも殺傷される『松本事件』が起きました。
この時、生母の松寿院は政敵に囲まれた中で「鯨のように大きく、たくましく、力強い男の子に育って欲しい」という願いを込め、菓子屋に命じてお祝いの菓子をつくらせ、若様の無病息災を祈ったのです。そのお菓子がこの『鯨ようかん』です。